新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ（令和3年4月15日）

市民の皆様には、日頃より新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にご理解、ご協力を賜り感謝申し上げます。

さて、本日4月15日、島根県より、安来市内で14例目となる新型コロナウイルス感染症患者1名が確認されたとの発表がありました。
確認された患者さんは安来市在住で、年代・性別は非公表とされています。
島根県の発表によりますと、この患者さんは、症状としては、4月9日に微熱の症状があり、その後13日には38度台の発熱、頭痛、咳、全身倦怠感の症状があったことから、14日に医療機関を受診され、検査を実施したところ、陽性が判明したものです。
また、本日15日より、感染症対策を講じた医療機関に入院されていますが、症状は軽症であります。
患者さんの行動履歴や濃厚接触者についての調査は、松江保健所で実施中でありますが、接触者は特定されており、患者さんと接触のあった方については、PCR検査が行われることになっています。

以上のことを踏まえ、安来市としましては、市の施設や学校については、感染防止対策を徹底したうえで、通常どおりの対応といたします。
また、島根県と連携し、感染拡大防止のために必要な情報はその都度発信してまいります。

市民の皆様には、島根県や安来市が発信する正確な情報に基づいて冷静な行動をとっていただき、不確かな情報に惑わされないようお願いいたします。
また、「三つの密の回避」、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗いなどの手指衛生」、などの基本的な感染防止対策を徹底していただくとともに、「感染リスクが高まる五つの場面」に注意していただき、感染拡大防止のための継続した取り組みにご協力いただきますよう、強くお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症は、いつ、どこで、誰が感染してもおかしくありません。感染者や濃厚接触者などの個人を特定する行為や、事実に基づかない誹謗中傷などが広がることは、感染経路や濃厚接触者の調査に支障をきたすことにもなります。誹謗中傷などにつながる行為が起こらぬよう、人権に配慮し、思いやりのある冷静な行動を心がけていただきますよう、重ねてお願いいたします。

令和3年4月15日
安来市長田中武夫