湯谷川（市管理河川）の取水堰撤去に係る法令違反について

安来市広瀬町上山佐670番地先取水堰（農業用水他）

令和元年7月に地元自治会より、洪水になる度に取水堰の影響によりオーバーフローした水が住宅に流れ込むので撤去してほしいと要望があった。

これを受け、市農林整備課が現地調査をした結果、地元関係者の話によると、この取水堰は現在、農業用水として機能していないこと、また、設置後相当年数経過しており建設年度及び所有者は不明であることなどから、市において11月22日に撤去。
その後、下流の市民から堰の撤去による影響で、結果として、下流にある自宅付近の堤防が危険になる旨の連絡が島根県松江県土整備事務所広瀬土木事業所にあり、調査された結果、当該施設は県の砂防施設としても管理されていたことが判明。12月25日に県から砂防法に違反した撤去であり、砂防機能の回復を行うよう通知があった。

当該地域が砂防指定地（昭和40年）であることは承知をしていたが、砂防指定以前に河川内に設置された構造物が砂防施設として県で管理されていることは認識しておらず、結果として、法令違反の状況を発生させた。

県のご指導のもと、速やかに河床の低下を防ぐなど、砂防施設としての機能を回復する措置を講じるとともに、再発防止に向け法令順守の徹底と関係法令所管部署との情報共有、連携の強化を図ります。

• 農林整備課
• 電話：0854-23-3336