月山富田城跡から出土した「鯱瓦」を展示します

自動ドア化やエントランスホール等の改修工事のため、昨年9月から閉館していた市立歴史資料館が3月21日から再開館します。この開館に合わせ一部展示替えを行い、富田城跡整備事業に伴う発掘調査で出土した資料約20点を展示します。
曲輪である千畳平の調査では、装飾瓦や陶磁器が出土。瓦の一部には鱗や尾びれの装飾を施した鯱瓦（シャチガワラ）が含まれます。これにより16世紀末には櫓等の建物があったことが推定される貴重な資料です。
今年9月には月山富田城跡を舞台に全国山城サミットや戦国尼子フェスティバルが開催予定であり、教育委員会では一部展示替えを行いながら、最新資料の展示を行っていく予定です。

• 開館時間：9時30分から17時
• 休館日：毎週火曜日、年末年始
• 入館料：一般200円、高校・大学生100円、小中学生30円
• 常設展示：安来市の歴史（古代から近世）

• 展示品：月山富田城跡出土品（装飾瓦、陶磁器）約20点ほか
• 期間：3月21日から11月下旬まで

• 問い合わせ
  • 安来市教育委員会文化財課
  • 担当：水口
  • 電話：0854-23-3242