露地野菜
事前対策
- なす、ピーマン等は仮支柱に誘引し、アスパラガス等は防風ネットや支柱を補強し、排水溝を整備する。出荷可能なものは事前に収穫する。
- マルチ栽培では裾の覆土、マルチトンボ等の押さえ資材の確認と補強を行い、風雨による浮き上がりを防ぐ。
事後対策
- 溜まった水は直ちに排出し、根を傷める恐れのない範囲で畝の表面を中耕する。
- 台風が沿岸部を通過した場合は、塩害の恐れがあるので清水を散水し塩分を除去する。
- 折れた枝や傷果等は除き、速効性液肥の施用、葉面散布を数回行なう。
- 被害の激しい株や被害葉、落ち葉、枯葉は取り去って圃場を清潔にする。
- 出荷できる野菜は早めに収穫するが、風雨による泥の跳ね上がりや汚れを清水で除去し、水滴を拭き取ったあとで病害等に注意して出荷物を厳選する。
- 葉、果実等に傷が多くついているので、病原菌の侵入を防止するため雨が上がったら直ちに殺菌剤を散布する。
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