露地花き
事前対策
- 圃場周辺の排水路や排水口も掃除して水の流れをよくしておく。また排水ポンプのチェック等を行い豪雨に対応できるように備える。
- 強風によって倒伏、茎折れ、花・葉の損傷、黒変等を生じるので、支柱やフラワーネットの補強を行い、フラワーネットのゆるみがないよう確認する。その際畝を踏み固めないよう注意する。
- 収穫可能な花は事前に収穫する。
事後対策
- 倒伏した株は強風がおさまり次第に引き起こし、支柱の立て直しや誘引をやりなおす。定植後間もない苗で状況から見て植え直したほうがよい場合は、早急に苗の手配または播き直しを行う。
- 被害の激しい株や落ち葉、枯葉は取り去って圃場を清潔にする。
- 病害発生防止のため殺菌剤を予防散布する。
- 草勢が弱い場合は回復のために薄い濃度の液肥を適宜散布する。
- 大雨後の根が弱った状態で強光線、乾風に当たると急激なしおれが生じやすいので、日除けを短期間行って茎葉のしおれを防ぐ。
- マルチ栽培で浸水により畝が過湿になっている場合はマルチを除き土壌の乾燥を促す。
- 風台風の場合は、台風の進路によっては塩害の恐れがあるのでその場合は、ただちに植物体を清水で洗い流す。
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