外来生物「メリケントキンソウ」にご注意ください

「メリケントキンソウ」は、南アメリカ原産のキク科の一年草です。1930年代に発見されて以来、日本各地で生息が確認されています。一般的に、10月頃発芽、4月から5月頃に開花し、5月から6月頃に結実します。毒性はありませんが、果実には2ミリ程度の堅いトゲがあり、皮膚などに刺さると非常に危険です。

【画像説明】芝生に交じるメリケントキソウと結実した実の拡大写真

多くの場合、公園内の芝生や空き地などの芝生や草むらに混ざって繁茂しています。5月から6月頃にかけては結実するため、実のトゲで怪我をする場合があります。芝生や草むらを裸足で歩くなどの肌の露出は控えましょう。

【注意】安来市内では、以前に安来市立社日小学校校庭や安来運動公園陸上競技場で繁茂が確認されています。

メリケントキンソウは、靴底などに種子が刺さることで別の場所へ持ち込まれてしまうことがあります。生息場所へ立ち入った場合は、種子の付着の有無について確認をお願いします。

また、分布を拡大させないために、発見した場合は、抜き取りや、可能な場所では除草剤の散布にご協力ください。