家族から離れ、活動や寝食をともにしながら仲間と過ごす非日常の2日間。大山青年の家での活動がスタートしました。スタートプログラムは、きずな研修です。イニシアティブゲーム(課題解決型ゲーム)を通して仲間との関わりを考えます。「まっすぐまっすぐ!」「こうしたらいいんじゃない?」「いいよいいよ」「相談しよう!」みんなでコミュニケーションをとり、合意形成を図りながら活動しました。一見うまくいったようでも、お互い納得いくまで「もう一回やろう」とゴールに向かって楽しく活動できました。指導員からも「ズルしようと思えばできるけど、みんなで考えて、フェアにすることが大切。」と教えていただきました。関わりを考えるよい機会となり、今後の学校生活に活かしくれるものと思います。
子ども達が楽しみにしていた研修の一つのカヌー研修。青年の家は標高700mぐらいに位置し、平地より気温が多少低い場所ではありますが、それでも暑いながらも爽やかな風の中でのカヌー体験となりました。研修場所の赤松池は地域で大切にされている池だそうです。鳥居や祠もあり、願いが叶う(かもしれない)という伝説があるそうです(ただし1日1個)。はじめは恐る恐る漕いでいた子ども達ですが、慣れてくるにつれスイスイ思い通りにカヌーを操る姿も見られました。赤松池は周囲4キロあります。のんびりと入江巡りをしたり、池に張り出している木の枝の下をくぐったりしながらだいたい一周しました。お互いに声を掛け合う姿も見られました。転覆することもなく、終了することができました。
(第1部火を迎える式)ヒトは火を自然災害の山火事で知り、およそ100万年前に火を使うようになりました。使うようになるまでヒトも動物も火を恐れていました。しかしヒトは火を使うことを覚え、3つのことを手に入れ暮らしが豊かになりました。夜の闇を照らす「明るさ(光)」、暖をとる「あたたかさ」、そして、食べ物を焼くことで得られた「おいしさ」です。今日は、我々の生活を豊かにしてくれる火に感謝するとともに、自分たちの未来を照らす「火」であることを胸にキャンドルサービスを行いました。
(第2部スタンツ)各班のスタンツと指導員さんのゲームで大いに盛り上がりました。みんなで笑い合いながら心から楽しむ姿がとても印象的でした。
(第3部火を送る式)一人ひとりが、自分の手に持ったローソクの火を見つめながら、火を送ります。ローソクは自分の身をこがしながら私たちに誇りと明るさを与えてくれます。自分の心の中に火を灯し直し、その火を自分の未来にずっとずっと送って欲しいと思いました。
郵便番号:692-0035
住所:島根県安来市清瀬町230
電話:0854-22-2807
ファックス:0854-22-2824
メールアドレス:minami.esc@city.yasugi.shimane.jp
(メールアドレスの「@」は半角「@」に書き換えてください。)