9/18平和のつどいに6年生が参加しました

9月18日布部ふれあい体育館にて「第7回安来市平和のつどい」が開催され、6年生2名が南小学校の代表として参加しました。この平和つどいは旧布部村時代に始まり、市町村合併が行われた安来市に引き継がれているそうです。毎年市内の小中学校でステージ発表を受け持ち、今年度は広瀬中、布部小、南小が担当しました。
6年生は発表に向けて、修学旅行で感じたこと、平和への想いを、どのような言葉でメッセージとして伝えればいいのか全員で真剣に考え、代表の2人に託しました。
代表の2人はリハーサルの段階からかなり緊張していましたが、大役を立派に果たし、教育長さんや他の学校の校長先生から「よかったよ。」としっかりほめていただき、満面の笑顔でした。

平和の集い

 

平和へのメッセージ

私たちは、修学旅行で、被爆地ヒロシマを訪れ、被爆者の方からお話を聞いたり広島平和記念資料館を見学したりして、原爆の恐ろしさや平和の尊さを学びました。
今から77年前1945年8月6日午前8時15分、原子爆弾の投下によって、一瞬にして多くの命がなくなりました。家や学校、建物があったところは、がれきとなり、思い出がたくさんつまった町並みを消し去り、人々の心に深い悲しみと苦しみを残しました。また衣服や持ち物は焼けてボロボロになり、皮膚はただれ、やけどを負(お)いながら水を求めて川に入る人がたくさんいたことを知りました。現時点で、およそ33万人の尊い命が失われ、多くの人の夢と希望がうばわれました。わたしたちは、今、学校に行って勉強ができること、おいしいご飯を食べられること、友だちと楽しく遊べることができる「当たり前の生活」に感謝したいです。
語り部さんは「正しいことをはっきりと言うこと。間違っていることを間違っていると言うこと。戦争はやめようと言うこと。それを誰も言えなかったことがくやしい」とおっしゃっていました。今でもその言葉が強く心に残っています。わたしたちは、間違っていることに従うのではなく、自分の考えを、正しいことを主張していきます。
今も核兵器を持っている国はたくさんあります。私たち一人一人が世界から「核兵器をなくそう。戦争なんてしない。」という強い気持ちを持つことで世界の国を変えていくことができると考えます。
私たちは、次の世代の人に、戦争の悲惨さや被爆者の思いや願いを語り伝えていきます。一日でも早くこの世界から戦争がなくなり、みんなが願う平和が訪れますように。
令和4年9月18日安来市立南小学校6年

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