11月19日(水)に、本校を会場として第三中学校区の小学校と合同での第2回学校運営協議会を開催しました。
市教育委員会、地域コーディネーター、安来市地域振興課の方々にもご来校いただき、委員の皆様、本校生徒会執行部の生徒を含め、総勢50名近くの参加者が一堂に会しました。
今回の協議会は、委員の皆様の思いと、生徒会執行部を中心とした生徒の思いを相互に交流させる場として設定。
学校の教育活動への支援・参画や、学校・家庭・地域における教育課題について協議を行いました。

第1部:生徒会による未来のふるさとへの提案
15時から始まった協議は2部構成で行われました。
特に前半の協議1では、生徒が代表として「学校や地域(ふるさと)がこれからどうあってほしいか」という視点で話し合うための意見交換を実施しました。
生徒会執行部が、ふるさと安来市および三中校区のために取り組みたい「夢や課題」について考えた6つのテーマを発表し、その後、そのテーマをもとにグループ協議を行いました。
【生徒会執行部が提案したテーマ】
・地域特産品に新たな価値を!コラボレーションによる商品開発と「ふるさと」ブランド化戦略
・中学生が本当に求める「学びの場」をどう創るか?地域資源を活用した学習環境の整備
・「安来ならでは」を詰め込んだ体験型観光:小・中学生がプロデュースするモデルコースの実現可能性
・小・中学生が仕掛ける!「いいね!」で地域をつなぐプロジェクト~食と学びの場をデザインし、ふるさとの”今”を発信~
・未来の「三中校区」の教育環境を考える:学校統合が地域にもたらすメリット・デメリットとは?
・子どもたちの笑顔があふれるまちづくり:三中校区に求められる「遊び場」の機能と役割


第2部:地域として学校にできることの熟議
続く協議2(後半)では、第1部で出た生徒の熱意ある考えや提案に対する感想などを共有し、「地域として学校に何ができるか」を考えるためのグループ協議を各小学校区に分かれて行いました。
委員の皆様からは、生徒の真剣な思いを受け止め、より良い学校運営に活かしていこうという強い意志が感じられました。
また、生徒自身にとっても、学校運営協議会の意義を理解し、ふるさと三中校区の未来を自ら考える貴重な機会となりました。


会合の終了後には、参加された委員の方々が生徒会メンバーに温かいメッセージを送る場面も見られ、大盛況のうちに閉会となりました。
ご多忙の中、ご参加・ご協力いただきました委員の皆様、市教委、地域コーディネーター、安来市地域振興課の皆様に心より感謝申しあげます。
本日の10時から、9名の委員の方と1名の地域コーディネーターの方にお越しいただき、第1回学校運営協議会を開催しました。

学校運営協議会は、学校と地域住民・保護者などが力を合わせて教育の場に関わり、学校運営に取り組む「地域とともにある学校づくり」をより推進する仕組みです。
委員の皆様方には、最初のところで授業の様子や校舎を見ていただきました。

その後の協議会では、はじめに一人ひとりに任命書を手渡した後、私(校長)より本年度の学校経営方針等の説明と委員による意見交換と承認を行いました。


意見交換では、予定していた時間を30分近く延長してしまいましたが、今の三中の課題や経営に関する要望等について熟議し、学校運営の新たな視点をいただきました。

今日いただいた意見は真摯に受け止め、学校教育に活かしてまいりたいと思います。
委員の皆様、本日はお忙しいところ誠にありがとうございました。
次回は秋に、三中校区の小学校と合同開催の予定です。
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