黐（もち）の木

大正六年吉田尋常小学校の増築記念に各地区から樹木の寄贈があり、別所からこの木（当時樹齢百～年、山根哲之助氏山林より）が出されました。

木馬（きんま）を利用し三日がかりで講堂の近くに植えられました。昭和27年講堂の増築により、現在地に移植されました。

平成23年夏のもちの木の様子です。

夏の青空に緑の木々がたくましく伸びています。

その大きさに生命力に圧倒されます。

南小学校にはまだ若いもちの木がありますが、2年生が町探検でこのもちの木を見てみなその大きさにびっくり。

この木には人をひきつける何かがあるような。

ついそばに寄って見上げてしまう。

この木からエネルギーをわけてもらうような気がします。

平成24年9月

今年にはいり元気がないようなもちの木

園芸の方にみていただいてくろがねもちの木とわかりました。

以前に比べて葉のつきぐあいも少なくなりました。

花は咲きますが、赤い実はなりません。人間にすればかなりのお年

吉田のシンボルともいえる大きな木です。