ほたるに学ぶ

ホタルの一生は大体1年。吉田川のホタルたちは、今、次の代をつくるために乱舞しているのです。とんでいるホタルはオス。メスは草の中でオスと出会うのを待っているそうです。メスは交尾をして3日で産卵し、一生を終えます。オスの寿命はそれより少し長いのですが、1週間から10日ぐらいだそうです。新しい命は孵化をすると、9ヶ月間を川の中で過ごします。幼虫はカワニナを食べながら大きくなり、6～7回脱皮をして、やがて岩の下で冬眠をします。春になると、雑草の根元の柔らかい土の中にもぐりさなぎになり、5月の末ごろから夜の地上に出始めて来るのです。

ホタルが一時吉田川からいなくなったころ、農薬や洗剤などの環境破壊がありました。

いま、また環境問題に取組むなかで、吉田川のほたるが姿を見せてくれています。

ホタルの一生を学ぶ中で、生命の尊さ・自然との共存など考えさせられることばかりです。

ホタルの限られた生命

飛んでいるほたるをつかまえたい気持ちもわかりますができればつかまえてからそっと匂いをかいではなしてあげてほしいと思います。