患者さまの声：令和2年度

情報収集の手段としてスマートフォンなどが普及していることから、無線LANの整備は患者サービスにつながるものと考えます。ただし、どじょっこWi-Fi をはじめとする無線LANの通信は、その電波による医療機器への影響についても考慮する必要があり、医療の安全面も含め導入の可否について慎重に検討していきます。

クレジットカードでの支払ができるようにして欲しい。

社会において、クレジットカードをはじめとする「キャッシュレス払い」が一般化しています。しかし、クレジットカード払いによる決済を行うには、機器や通信回線の調達や決済ごとに手数料の支払が必要となるため、費用対効果などを勘案しながら導入の可否について検討していきます。

一人暮らしで月末の支払等をする際、車椅子や松葉杖で金融機関へ行くことが難しいため、院内にATMを設置して欲しい。

銀行ATMの設置については、設置する金融機関において多額の設置及び運営コストがかかることから新設が難しく、金融機関店舗外でのATM休廃止も発生している状況です。患者さまにはご不便をおかけしますが、最寄りのATMのご利用をお願いします。

売店の品揃えや営業時間の見直しをはじめ、改築時には食堂とコンビニを併設するような施設計画も進めて欲しい。

病院での待ち時間を快適に過ごしていただく取り組みとして売店の充実もその一つと考えます。しかし近年、売店の利用者の減少などにより、営業時間の短縮を決定されました。また、現状の施設規模ではコンビニや食堂の設置は残念ながら難しい状況ですが、頂いたご意見は今後の参考にさせていただきます。

2004年と比べて、消灯時間が守られていない理由を知りたい。

ご意見を頂いた 頃は、 せんもう患者が 多 く、 その対応に 時間を要していたため、定められた時間に消灯ができていませんでした。また、治療 状況により 一斉消灯が難しい場合もありますので、今後はまず廊下の消灯を行い、時間が過ぎた場合には適宜声かけなどを行うよう努めてまいります。

大きな声を出すおばあさんが入院され、知らない場所に来られたことも考慮し様子を見ていたが、消灯間際に部屋替えが始まったので、昼間のうちにもう少し早い判断をして欲しかった。また次の日、おばあさんが病室に戻って来られ、2人の職員が荷物やベッドを運び入れられました際、何の言葉もなく、嫌がらせなのかと感じました。この病院は、リハビリだけで来る場所ではないと思った。

個人 情報保護の観点から 、 同室の方へ患者さまのお名前などの紹介は行っておりませんでした。しかし、今後は同室の方の安静を妨げないことを前提に、事前に入室情報や荷物の移動について声かけを行い、患者さまの信頼と満足の向上に努めます。 併せて、 入院 のしおりには、入院時 の部屋 移動に関する案内を検討してまいります。