X線一般撮影

一般撮影とは、皆さんが腹痛や四肢の痛みなどを訴えた時に撮影するX線写真のことで、胸部・腹部・体幹部・頭部など、様々な撮影を行います。

当院の一般撮影には、最新のフラットパネルディテクタ(FPD)システムを導入し、検査を行っています。このシステムは、従来に比べて少ないX線量で高精細な画像が得られ(高画質、被ばく低減)、また画像表示が早いため、検査時間が短く、患者さまの待ち時間の短縮につながっています。

一般撮影用の部屋は、主に胸腹部を撮影する第1撮影室、骨および関節など、おもに整形外科領域の撮影が中心となる第2撮影室、整形外科・小児の撮影および泌尿器科領域の撮影をする第3撮影室と、計3室あります。

撮影装置の更新に伴い、特別なクッションにより寝る痛みを軽減する事ができる撮影台となりました。また装置も広範囲可動となるなど、患者さまに優しい撮影室となっています。

私たち技師も、より良い画像を提供するために努力をしておりますが、良い検査画像の撮影には患者さまのご理解とご協力も不可欠です。脱衣や着替え、撮影のための体位保持、息止めなど様々なご協力をお願いする事がありますので、ご協力いただきますようお願いいたします。

また、妊娠中の方、または妊娠の可能性のある方は、撮影の前に一言お知らせください。

一般撮影装置