骨密度測定装置

骨密度測定とは

骨密度測定装置の写真

骨を形成している主な成分のカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが、骨の中にどの位含まれるかを測定する検査です。

これらのミネラル成分が不足すると、骨粗しょう症となり、ささいなきっかけでも骨折しやすくなってしまいます。

安来市立病院では日本骨代謝学会認定の装置と撮影法を用いて骨密度測定を行っています。かかとや前腕の部分を測定し骨密度を簡易に推測する方法とは異なり、骨折の多い部位である腰椎と大腿骨の両方を測定し、最も直接的に骨の状態を評価します。
検査は撮影台の上で10分程度横になっていただきますが、撮影時間も数十秒と短く、X線による被爆線量もごくわずかであり、患者さまへの負担が少なく、楽に検査を受けていただけます。

骨密度は20代30代をピークに年齢とともに減少を始めます。しかし若い女性でも、極端なダイエットやストレス、不規則な生活によりホルモンバラスが崩れ、骨密度が減少するケースがあるので注意が必要です。

骨粗しょう症予防のためにも、定期的な骨密度検査をおすすめします。