- 背景色
- 文字サイズ
更新履歴：令和5年9月29日
医療法における病院等の広告規制について：厚生労働省（外部サイトへ）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード（TSV：1KB）
| 年齢区分 | 0〜 | 10〜 | 20〜 | 30〜 | 40〜 | 50〜 | 60〜 | 70〜 | 80〜 | 90〜 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 患者数 | 0 | 2 | 4 | 12 | 30 | 24 | 51 | 131 | 215 | 177 |
令和4（2022）年度の急性期病棟における退院患者を年齢階級別に集計した指標です。80歳から89歳までの患者が最も多く、70歳以上の患者が占める割合は、全体の80％以上です。高齢化率40％を超える地域に立地する地域性を色濃く反映しています。このような背景から､急性期治療後も何らかの支援が必要となるケースが多く、入院後の早い段階から相談員が介入し、地域の施設等との連携に取り組んでいます。急性期から慢性期、在宅まで地域の方々が安心して生活が続けられるよう､支援をしています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード(TSV:2KB)
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症,手術なし | 30 | 22.33 | 13.61 | 0.00％ | 86.80 | - |
| 050130xx9900x0 | 心不全,手術なし,手術・処置等１：なし,手術・処置等２：なし,重症度等：他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 21 | 23.19 | 17.54 | 0.00% | 86.71 | - |
| 100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | 18 | 20.44 | 11.15 | 5.56％ | 89.67 | - |
| 060340xx03x00x | 胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等,手術・処置等２：なし,定義副傷病：なし | 17 | 17.82 | 8.94 | 0.00％ | 81.53 | - |
| 060340xx99x0xx | 胆管（肝内外）結石、胆管炎手術なし,手術・処置等２：なし | 16 | 17.25 | 9.61 | 12.50％ | 77.56 | - |
高齢者に特徴的な尿路感染症や脱水症（体液量減少症）が多く、その他、入退院を繰り返す心不全患者の割合も高いです。胆管結石、胆管炎については令和4（2022）年度の特徴で、例年と比較し多くなっています。
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060150xx03xxxx | 虫垂炎,虫垂切除術,虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | 10 | 6.80 | 5.32 | 0.00% | 47.30 | - |
| 060150xx99xxxx | 虫垂炎,手術なし | 6 | 9.67 | 7.93 | 0.00% | 50.33 | - |
| 060035xx99x0xx | 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍,手術なし,手術・処置等２：なし | 4 | 17.50 | 8.36 | 0.00% | 86.50 | - |
| 060330xx02xxxx |
胆嚢疾患（胆嚢結石など）,腹腔鏡下胆嚢摘出術等 |
4 | 9.25 | 6.07 | 0.00% | 73.50 | - |
| 161070xxxxx00x | 薬物中毒（その他の中毒）,手術・処置等２：なし,定義副傷病：なし | 4 | 5.25 | 3.61 | 0.00% | 64.75 | - |
消化器の疾患を中心に受入れています。また、他院での手術後、急性期を終えた患者の在宅復帰までをフォローをしています。薬物中毒（その他の中毒）については、マムシ・ムカデ咬傷などの疾病が季節的に増えるものです。
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折,人工骨頭挿入術,肩、股等 | 25 | 42.44 | 26.42 | 28.00％ | 86.64 | - |
| 160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）手術なし | 4 | 58.00 | 20.09 | 0.00％ | 84.25 | - |
| 160850xx01xxxx | 足関節・足部の骨折・脱臼骨折観血的手術,鎖骨、膝蓋骨、手（舟状骨を除く。）、足、指（手、足）その他等 | 4 | 22.25 | 18.34 | 0.00％ | 58.50 | - |
| 160980xx99x0xx | 骨盤損傷手術なし手術・処置等２：なし | 4 | 48.75 | 19.98 | 0.00% | 89.25 | - |
| 160610xx97xxxx | 四肢筋腱損傷,その他の手術あり | 3 | 8.67 | 9.03 | 0.00% | 51.33 | - |
大腿骨近位部骨折の手術治療を目的とした入院が最も多くなっています。保存的治療も一定数以上あり､急性期病棟での受入れの他、在宅復帰を目的とした地域包括ケア病棟への入院もあります。高齢の方の入院が多いため、在宅等への復帰支援に注力しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード(TSV:1KB)
| 分類 | 初発：StageI | 初発：StageII | 初発：StageIII | 初発：StageIV | 初発：不明 | 再発 | 病期分類 基準（注釈） |
版数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 胃癌 | 3 | 2 | 1 | 3 | 2 | 1 | 1 | 8 |
| 大腸癌 | 1 | - | 2 | 1 | 2 | 4 | 1 | 8 |
| 乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
| 肺癌 | - | - | - | - | 1 | 1 | 1 | 8 |
| 肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
(注釈）1:UICCTNM分類,2:癌取扱い規約
５大癌とは発症症例が多い、胃癌･大腸癌･乳癌・肺癌・肝癌を指します。ＵＩＣＣ(国際対がん連合)が定める腫瘍毎の病期分類があり、Ｔ(原発腫瘍の広がり)、Ｎ(所属リンパ節転移の有無と広がり)、Ｍ（遠隔転移の有無）にて評価を行い、Ｓｔａｇｅ分類を行います。当院では、胃癌・大腸癌が多く、治療は手術・化学療法をはじめ、末期の方を中心に在宅における支援もしています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード(TSV:1KB)
| 症状 | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|
| 軽症 | 3 | 11.00 | 65.33 |
| 中等症 | 19 | 35.37 |
84.16 |
| 重症 | 2 | 17.00 | 87.00 |
| 超重症 | 5 |
31.20 |
84.20 |
| 不明 | - | 0.00 | 0.00 |
成人市中肺炎とは､自宅や施設等において日常生活でかかる肺炎を指し、食べ物の誤嚥や、インフルエンザ・コロナウイルス等による肺炎は含まれません。当院では中等症の方の割合が最も高いですが、平均的に高齢者の患者が多く、年齢に比例し重症度も高く、入院期間も長期化傾向です。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード(TSV:1KB)
| 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
|---|---|---|---|---|
| 3日以内 | 6 | 389.17 | 86.17 | 0.00％ |
| その他 | 4 | 62.00 | 90.75 | 0.00% |
令和4（2022）年度から、神経内科常勤医が不在となり、前年度と比較し、大きく患者数が減少しています。発生後は早期離床を目指し、積極的にリハビリテーションを提供しておりますが、年齢・疾病の特徴から在院日数が長くなっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード(TSV:2KB)
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術,長径2センチメートル未満 | 16 | 1.50 | 2.38 | 0.00% | 75.44 | - |
| K6871 | 内視鏡的乳頭切開術,乳頭括約筋切開のみのもの | 11 | 2.64 | 7.91 | 0.00％ | 76.18 | - |
| K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 9 | 1.33 | 19.44 | 11.11% | 76.67 | - |
| K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 6 | 18.17 | 35.17 | 0.00% | 85.83 | - |
| K722 | 小腸結腸内視鏡的止血術 | 4 | 0.00 | 5.25 | 0.00% | 61.00 |
- |
令和3(2021)年度までと同様、消化器内科医による内視鏡下での大腸ポリープ･粘膜切除手術が多くを占めます。その他、総胆管結石に対する内視鏡的乳頭切除や胆道ステント留置術なども多く行っています。
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術,虫垂周囲膿瘍を伴わないもの | 10 |
0.20 |
5.60 | 0.00% | 47.30 | - |
| K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 7 | 1.29 | 6.29 | 0.00% | 69.29 | - |
| K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術長径２センチメートル未満 | 3 | 0.67 | 6.00 | 0.00% | 74.33 | - |
| K672 | 胆嚢摘出術 | 2 | 4.00 | 11.00 | 0.00% | 74.50 | - |
| K714 | 腸管癒着症手術 | 2 | 2.00 | 36.50 | 0.00% | 89.00 | - |
腹腔鏡下による手術が増えています。患者さまの身体負担も軽減されることから、入院日数の短縮につながっています。
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K0461 | 骨折観血的手術,甲骨、上腕、大腿 | 21 | 5.14 | 36.33 | 33.33% | 86.38 | - |
| K0462 | 骨折観血的手術,前腕、下腿、手舟状骨 | 7 | 3.71 | 28.43 | 14.29% | 68.71 | - |
| K0811 |
人工骨頭挿入術,肩、股 |
6 | 3.00 | 44.50 | 0.00% | 86.33 | - |
|
K037 -2 |
アキレス腱断裂手術 | 3 | 1.00 | 6.67 | 0.00% | 51.33 | - |
| K083 | 鋼線等による直達牽引（初日。観血的に行った場合の手技料を含む。）（１局所につき） | 2 | 0.00 | 68.50 | 50.00% | 92.00 | - |
大腿骨に対する骨折観血的手術や、人工骨頭挿入術を多く行っています。高齢の方が多いため、充実したリハビリテーションを行いながら在宅等への復帰支援につとめています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード(TSV:1KB)
| DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
|---|---|---|---|---|
| 130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | 0 | 0.00％ |
| 130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 異なる | 3 | 0.46％ |
| 180010 | 敗血症 | 同一 | 1 | 0.15% |
| 180010 | 敗血症 | 異なる | 2 | 0.31％ |
| 180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | 0 | 0.00％ |
| 180035 | その他の真菌感染症 | 異なる | 0 | 0.00％ |
| 180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 3 | 0.46% |
| 180040 | 手術・処置等の合併症 | 異なる | 1 | 0.15％ |
入院の合併症として代表的な４つの疾患について集計した指標です。入院契機と異なる症例は、入院中に基礎となる疾患が重症化したものと考えられますが、その一因には高齢のための免疫力の低下が考えられます。
