ＴＲＹＩＣＴやすぎ令和６年度２学期

この度、令和５年度第55回中国地方放送教育研究大会（島根大会）・第37回島根県メディア教育研究大会（安来大会）に向けＩＣＴを活用した協働的な学びを推進したことが評価され、島根県教育委員会の表彰を受けました。

大会では、令和５年度までの本校の取組と、令和４年度第２学年１組の道徳の授業を紹介しました。

映像資料の活用による理解の促進や、タブレット端末を用いた意見の共有の様子をご覧いただき、参加者の皆様や指導助言の先生方から今後授業を進めていく上で貴重なご助言をいただくことができました。

教師から「教わる」授業ではなく生徒が「学ぶ」授業を展開し、生徒が自律的に自己の学びを調整していけるよう、教職員の学びを深めてまいります。

本校では、長期休業中に職員作業と職員研修を行い、学期の振り返りと次学期に向けた準備を行うようにしています。この日は半日、ＩＣＴを活用しながら研修を行いました。

１）各分掌、学年部の振り返りと２学期の取組
総務部、教務部、生徒指導部、研究部、１年部、２年部、３年部、特別支援学級がそれぞれ経営シートを提示しながら説明を行いました。

２）人権教育
個人で「人権感覚チェックリスト」に印をつけ、ペアで結果を述べ合い、低かった項目についてどのように改善を図るか対話しました。

３）ＩＣＴ活用教育
今年度第１学年と第２学年生徒が使用しているデジタル教材「スマートドリル」の構造や、Googleクラスルーム、EZCastProについて確認し、今後の活用方法等について対話しました。

４）特別支援教育
松江教育事務所の秦指導主事を講師として、事例研究を行いました。生徒の良い点にフォーカスして、生徒の特性やニーズに応じて支援を行うことを確認しました。

ＩＣＴを活用すると資料の共有が容易にできます。また、データの保存性が高まるため、情報の比較検討がスムーズにできます。

多様な考えを出し合うことにより、自己の考えが深まったり新たなアイディアが生まれたりするなど学びが充実するため、ＩＣＴを活用しながら顔を合わせて対話するスタイルは本校では定番になっています。