性に関する講演会（令和5年7月7日）

先週の7月7日にミオ・ファティリティ・クリニックの葉山美紀子さんにお越しいただき、３年生を対象に性に関する講演会を実施しました。

葉山先生からはまずご自身のご経験から、職業としての看護師の魅力について話されました。医療従事者の人手不足は深刻です。ぜひ職業として選択肢に入れてほしいと生徒たちに伝えられました。

そして、本題に入られましたが、１時間という限られた時間でしたが、葉山先生は表情豊かに、テンポ良く、メリハリのついた話しぶりで、大変わかりやすく情熱的に伝えられ、生徒たちも私もすっかり聞き入りました。

本来男女交際は素敵なことであると話されました。私もそう思います。しかし学生の立場で、不十分だったり間違った知識による行動が、病気や望まない妊娠につながることをしっかりと説明してくださいました。

また、最後に等身大（重さも３kg程度）の赤ちゃんを抱かせてもらったり、妊娠後期の身体の状態が体験できる装着具を着させてもらったりして、温かい雰囲気の中で親になることの素晴らしさについて話されました。

生徒たちにとっては大変貴重な時間だったと思います。生徒たちは今後の生活に生かさなければならないと強く思いました。

思春期真っ只中の生徒たち、身体の成長が著しい時期ですが、心は不安定になることもあります。生徒自身が心を成長させていくことはもちろん大切ですが、周りにいる保護者や教職員が心の成長を支えていくことも必要であると改めて感じました。

そして、葉山先生は帰りがけに「二中の生徒たちはしっかり話が聴けますね。生徒たちに伝えてください。」とおっしゃって帰られました。

先日の田草先生の講演会も大変参考になりましたが、今日の講演会も心に残るお話でした。