安来節家元が安来節の歌詞を清水寺に奉納します

清水寺の摩多羅神（またらじん）像（重要文化財）が約7カ月間の修復を終え、4月26日～5月8日の間、同寺で特別公開されました。同像は芸能の神様と伝えられ、今回の修復では欠損していた鼓も復元されています。
期間中の4月29日には、安来節家元四代目渡部お糸一行による安来節奉納が行われ、家元作詞による唄が披露されました。
今回は、この時に作詞した歌詞を額装し、清水寺に奉納されることになりました。つきましては下記のとおり歌詞奉納を行いますので、ご案内申し上げます。

• 安来節家元による歌詞奉納
• 日時：6月30日（木曜）9時30分から
• 場所：清水寺根本堂
• 内容：
  1. 安来節（唄）奉納
  2. 歌詞奉納（家元から貫主）
     • 【注意】奉納後は、宝物館に収蔵されている摩多羅神像横に額を納める
• 参考：木造摩多羅神坐像
  • 重要文化財。像高53.0cm。嘉暦4年（1329年）在銘。天台寺院の念仏道場（常行堂）の守護神で、一般に常行堂の東北隅等に安置されることが知られている。秘神とされ、確認できる作例は少ない。鼓を打つ姿などから芸能の神としても信仰される。

• 問い合わせ
  • 商工観光課
  • 担当:大谷
  • 電話：0854-23-3341