新型コロナウイルスの感染症に関する市長メッセージ（令和2年4月10日）

4月9日に、松江市で新型コロナウイルス感染症の患者が確認されました。現在、松江保健所では感染拡大を防止するため、感染経路や濃厚接触者についての調査が進められています。

市民の皆様におかれましては、大変心配をされていることと存じます。安来市としましては、すでに対策本部を立ち上げて、これまで対応してきました。本日も緊急に対策本部を開催し、市民の皆様への迅速な情報提供を行うとともに、適切な対策を講ずるよう各部署に指示したところでございます。

市民の皆様におかれましては、どうか冷静に、正しい情報に基づいて行動していただきますようお願いいたします。

そして、引き続き、咳エチケットや手洗いを徹底していただきますとともに、感染症の集団発生を防ぐために、喚起の悪い「密閉空間」、多数が集まる「密集場所」、間近で会話する「密接場面」、以上の3つの「密」を避けて行動していだきますようお願いいたします。

また、不要不急の外出をなるべく避けていただきますようお願いいたします。

安来市ではこれまで、医療・福祉の現場を支援するために、医療機関に43,900枚、高齢者施設、障がい福祉サービス施設、保育所、認定こども園等に18,500枚のマスクを配布いたしました。
また、各小中学校と児童クラブへのハンドソープや消毒液などの衛生資材の配布など、状況に応じた対応を講じてまいりました。

なお、先日、市内の企業様から御寄贈いただいた、布マスクにつきましては、先ずその一部を、児童・生徒の登下校の「見守り隊」の皆様、「交通指導員」の皆様、「イエローバスの乗務員」に配布させていただきました。誠にありがとうございました。

さて、市では今後も、マスクや消毒液などの資材の確保に努め、適時、適所に配布してまいります。
また、国や県などの経済対策等が実施される際には、迅速に対応できるように体制を整えてまいります。

新型コロナウイルス感染防止および拡大防止には、市民の皆様お一人お一人の協力が不可欠です。
今後、ご負担をお掛けすることが多々あろうかとは存じますが、引き続きご理解とご協力いただきますようお願いいたします。

令和2年4月10日

安来市長近藤宏樹