一つのまちのように

平成24年9月号掲載

 本年4月、中海を囲む4市で構成する「中海市長会」に出雲市が加わり、鳥取県西部町村会(7町村)の代表者をオブザーバーとする、「中海・宍道湖・大山圏域市長会」が設立されました。

 これにより、新たな市長会の圏域内人口は約66万人となり、日本海側では、有数の人口が集積した圏域となりました。

 島根と鳥取の県境で接するこの圏域は、両県の文化・物流の要所であり、産業基盤や歴史・文化に基づく多くの観光資源に恵まれています。さらに、2つの空港と国際拠点港、高速道路など、陸・海・空の交通インフラが整っており、このような基盤を圏域一体となって国内外にアピールできることは、企業誘致や観光招致にも有利に働くものと考えております。

 また、広域連携により自治体間の垣根を低くすることで、一つの自治体では困難なことを、ほかの自治体の協力で解決できる場合があります。昨年4月、吉佐地区に公共下水道が開通しました。安来市の東端に位置するこの地区は、地理的事情などにより、早急な整備が進まない地域でした。それを、米子市の協力が得られ、米子市の下水道施設に接続できたことは、広域連携の一つの成果であると実感しています。

 人口減少や少子高齢化により、まちの空洞化などが全国各地で見られる中、圏域の自治体が手を携え、それぞれの良さを分担し補い、圏域の底上げを目指していく。新たに誕生した新市長会は、一つのまちのように一体となった発展を目指して、まずは、共通の課題である観光振興、産業振興、環境保全の3分野での取り組みを進めています。

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