モニタリングポストを市内に設置

平成23年11月号掲載

 現在、島根県内に あるモニタリングポスト(環境の放射線を観測する装置)の大半は、国が設定したEPZ(防災対策を重点的に充実すべき範囲で、原発から半径8〜10キロ) に設置されています。しかし、深刻な放射能汚染を招いた福島第1原子力発電所事故では、EPZをはるかに超える半径30キロ圏内にまで避難指示等が及びま した。面積の約半分が30キロ圏内にある安来市はこの状況を重視し、島根原発周辺自治体による原子力防災連絡会議での提言や、県への要望を実施して、モニ タリングポストの設置拡大などを働きかけてきました。
 島根県は10月3日、国の本年度第2次補正予算によって配分される固定式モニタリングポス トを、大田、江津、浜田、邑南の3市1町に設置すると発表。加えて可搬式モニタリングポストを、半径30キロ圏内の松江、出雲、安来、雲南の4市に2基ず つ配備することとしました。安来市内では、既に1基を安来庁舎屋上に設置しており、年度内には広瀬地域内にも設置予定で、環境が整い次第、県が安来市内の 放射線観測を開始します。
 目に見えない放射線を監視することは、市民の皆さんの安心を確保する手段の一つであると考えます。このシステムの運用とともに、原子力防災対策の構築に向けて、島根原発周辺自治体が連携を図ってまいります。

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