「3年間で段階的に水道料金を引き上げます」

 安来市は、水道事業の健全な経営と適正な維持管理を行うために、平成29年4月1日から市民負担を必要最小限にするため激変緩和措置により3年間をかけて水道料金を引き上げます。新料金は、平成29年4月1日から適用になります。

 今後、市報では3回にわたり料金改定について特集し、詳しい説明を行います。また、料金改定のパンフレットの配布や、市ホームページでも市民の皆さんにわかりやすくお知らせします。

 

 

水道事業を取り巻く状況

 安来市の水道事業は、平成16年の市町村合併以降、上水道事業(1)、簡易水道事業(9)、飲料水供給事業(5)、簡易給水事業(2)計17事業を運営し、安全・安心なおいしい水を皆さんに提供してきました。

 現行の料金は、旧安来市時代の平成9年に改正され、平成16年の市町村合併時には、旧安来市の料金に統一され、これにより広瀬・伯太は886円程度の値下げとなりました。平成9年以後、職員削減など経費削減に努め、料金改定をしておりません。この結果現行の料金は、県内で2番目という非常に安い料金となっております。

 

【他市との料金比較(単位:円:税込)】

 

他市との料金比較

※平成27年3月31日現在

※口径13mm、1ヶ月20立方メートル使用の家庭用料金(消費税込)

 

 しかしながら、水道事業を取り巻く環境は大きく変化し、特に収入面では、人口減少や節水機器の普及による給水収入の減少、国の制度改革により国の手厚い支援が受けられなくなるなど、支出面では市内の主要水道施設の老朽化による更新費用等の増加などにより大きな財源不足に陥ると見込まれます。

 

【収支予測結果概要(現行料金)】

 

収支

 

 

 将来にわたり安定した事業運営を継続するためには、料金の改定が避けられない状況にあることを踏まえ、20年ぶりに料金の引き上げを行います。

 

 

原代浄水場

(原代浄水場)

 

 

「安来市水道事業運営審議会」答申について

 このような状況から、平成27年12月に「安来市水道事業運営審議会」(委員11名)を設置し4回にわたり審議した結果、「30%程度の引き上げとする」という答申(結論)を受けました。

 

水道料金の改定

 審議会答申をもとに、市民負担が必要最小限となるよう特段の配慮を行い、23.7%の引き上げとして料金改定案を作成しました。また市民生活への影響を考慮し、料金を3年かけて、三分の一ずつ段階的に引き上げる激変緩和措置や、公平性を高め使用量に応じたよりきめ細かい料金設定とするため、口径加算額区分を現行の6区分から9区分への細分化や、低所得者層を対象にした新たな減免制度の導入や、一般家庭と事業者(大口需用者)との料金単価格差の是正も行いました。

 また広く市民の皆さまからご意見を求めるため市のホームページ、各交流センター等に資料を配置し、意見募集を行いました。

 

<激変緩和措置>

1年目(平成29年度)の改定率8.5%

2年目(平成30年度)の改定率15.6%

3年目(平成31年度)以降の改定率23.7%

 

<口径加算額区分の細分化>

 

現行

改正

基本料金

8立方メートル

8立方メートル

超過料金

9から15立方メートル

9から11立方メートル

12から15立方メートル

16から20立方メートル

16から20立方メートル

21から40立方メートル

21から30立方メートル

31から40立方メートル

41から100立方メートル

41から50立方メートル

51から100立方メートル

101から500立方メートル

101から500立方メートル

501立方メートル以上

501立方メートル以上

 

<新たな減免制度>

水道事業が公共の福祉の増進に寄与することを目的としていること等から、福祉政策的な観点から、新たに基本料金について減免制度を導入しました。

ただし、この制度の有効期間は、平成29年度から平成33年度までの5か年とし、期間の延長等については今後検討します。

 

・減免対象者:前年中の世帯の所得が一定以下の世帯(生活保護世帯を除く)

1人世帯:             480,000円

2人世帯:             960,000円

3人世帯:           1,440,000円

4人世帯:           1,920,000円

5人以上:           1,920,000円 に4人を超える1人につき330,000円を加算した額

 

・減免額 :現行の基本料金と改定後の基本料金との差額分が減免額となります。

 ※減免の手続きについては、改めてお知らせします。

 

 

 新料金表(PDF

 

 

経営改善(歳出削減)に向けた取り組み

 今後、経営改善に向けて次の取り組みを行っていきます。

・小規模な水道事業(施設)の整理・統合をさらに進め、維持管理費等の削減を図ります。

・水道・下水道の所管部署の一元化による事務事業の更なる効率化を進めるとともに、経費の削減についても検討します。

・施設・設備の改修等に、内部留保資金を積極的に活用することで企業債の借入を抑制し、後年度負担の軽減に努めます。

・新たに事務事業の外部委託を検討し経費削減に取り組みます。

 現在、検針業務は個人委託、未収金徴収業務は嘱託職員を雇用し、業務を行っている。全国的には料金徴収業務(窓口受付、検針、料金徴収、開閉栓業務)を包括的に受託する事業者もあることから、新たな委託方法について検討を行います。

 引き続き安全・安心なおいしい水を皆さんにお届けするため、さらなるコスト縮減と経営の効率化に努めていきますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

※このたびの料金改定は、水道料金のみの改定です。下水道使用料金は何も変わりはありません。

 

 

水道料金改定についてのお問い合わせ

安来市役所上下水道部水道管理課

(住 所)〒692-0002島根県安来市上坂田町551番地

(電 話)0854-23-2020

(FAX)0854-23-0554

 

 

 

安来市へのお問い合せやご意見、各課案内はこちら
安来市役所
〒692-8686島根県安来市安来町878-2
電話:0854-23-3000(代表)
代表メールアドレス:info@city.yasugi.shimane.jp