■十神交流センターを取り巻く地域の特色

 

 十神地区は、安来市の市街地の中心を形成し、古<奈良時代の出批に「須佐乃袁命」当地に来坐して詔りたまって「吾が心安けく平けく成りましぬ」と、詔りたまひきとあります。このことにより、『安来』という地名ができたといわれています。

 

 近世にいたり、尼子時代・幕藩体制の時代は、松江藩に左右されながら発展してきました。

 

 十神地区の面積は3.72km2、世帯数2,565世帯、人口は6,851人です。(平成19年10月1日現在)

 

 地域は、伯太川・吉田川・木戸川の沖積地で、かつては農耕地として栄えてきました。明治になり、北前舟の往来とあいまって砂鉄の積み出し港として繁栄し、全国的な民謡安来節の発祥を見ました。近年、砂鉄を原料とした製鉄業が勃興し、日立金属安来工場の隆盛と共に、鉄の町として県下に名を轟かすにいたりました。

 

 また、自然に恵まれた安来港は、新港・旧港があり、時には1000t級の貨物船が出入りし、中海最大の港です。港と見下ろす十神山は、出船入船を見守り安来節に歌われる名山です。この山を取り巻く中海は、錦の海と称せられ、地区民こ親しまれています。しかしながら、中海の海産物は減少の一途にあるのが惜しまれています。

 

 市街地の南に連なる里山連邦は、地区民の格好の散策コースとして、遊歩道も整備されていて、日本台・一本松など素晴らしい展望台があり、ここからの眺望は絶景です。

 年に一度の夏祭り「月の輪神事」は、地区民こ親しまれ、多数の地区民が参加します。

 また、市役所を中心として、市民会館・和鋼博物館・図書館など地区民だけでなく広く市民に利用されています。

 

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