地域の特色

 

■比田交流センターを取り巻く地域の特色

 比田地区は、1市2町の合併により新しく生まれた安来市の最南端に位置し、国道432号線の沿線飯梨川の源流地、市の中心地から約35km離れた標高300mの高原性の開けた盆地です。また、屏風のごとく連なる比田連山のふもと、春夏秋冬、自然の豊かな季節感にあふれた山紫水明の地です。

 比田地区は面積37.83km2の中山間地の小さな地域です。

 久比須峠を越せば、奥出雲町と隣り合わせで、昔から人的にも文化的にも交流が盛んでした。そのつながりは、現在もなお、奥出雲町の亀嵩(かめだけ)、比田連合体育大会など100年も続いている伝統行事が残っています。

 冬期間の積雪量は市内では一番多く、昔は1.5mを越す積雪もありましたが、今では当時と比較すると積雪量も少なくなりましたが、毎年50cm位は積もることが多いです。

 産業の面では、昼夜の寒暖の差が大きい特性を生かして栽培されている甘みのあるメロンなどの栽培が盛んです。また、仁多米にも匹敵する比田の良質米の生産にも力を入れています。和牛の飼育も盛んであった時期もありましたが、今でも他地区に比べれば飼育農家は多い方です。山地の多い特色を生かしてシイタケ、ヒラタケ、ナメコなど、きのこ栽培が一部農家の間で営まれています。

 湯治客が多く利用する比田温泉湯田山荘や比田バイパス沿いに造成された『比田いきいき交流館』を活用しての特産品市場も賑わっています。いきいき比田の里管理組合の設立により加工部、市場部、食堂部の3部門に分かれて、それぞれ活発に活動をしています。

 歴史と文化面について、歴史的にも古い史跡や伝承のあとが多く残っています。毛利と尼子の合戦の際の細田の砦跡、お諏訪山、古城山、虫木城跡、道城の蔦が城跡など、また弘法大師にまつわる坊床山、吉川元春縁の常福寺、製鉄の神を祀る金屋子神社、吉備津彦の命を祀る比太神社、牛馬の神様の縄久利神社があります。

 郷土の伝承芸能には、古くから伝わる追神地区の牛供養、花田植えの際、先導の舞としての頭打ち、この地方における盆踊りの発祥の地としての比田踊りの保存に地域の人々あげて努めています。いずれも旧広瀬町の無形文化財として指定を受けています。

比田連山といきいき交流館