地域の特色

 

■布部交流センターを取り巻く地域の特色

 国道432号線沿いの飯梨川上流に位置する布部地区は、豊かな田園風景に囲まれた地域で、昔の宿場町のたたずまいを残しています。主な施設の代表として、加納美術館があります。加納美術館は、郷土が誇る芸術家 加納莞蕾と、地元出身作家の作品を展示することにより、アートを通じて文化の交流をテーマにした美術館で、岡山県にゆかりのある作家の作品も揃え、全国的にも有名となっています。

 

 布部地区は花こう岩地帯が多く、低温で溶ける良質の砂鉄が採取され、周囲の山林から製造する木炭と相まり、古くから野だたらの鉄鋼生産が盛んでした。製鉄には、砂鉄を溶かす大量の木炭と、それを冷やす水量が必要であり、布部の地形が適合していることから、今でも数10ヶ所に及ぶ野だたらの跡や『鉄さい』が出土されています。そのことから『金』にまつわる屋号や地名も多いです。

 

 布部地区の南部には、昭和44年に完成した広壮な布部ダムと、周囲約3kmにもわたる多目的人造湖『白椿湖』があり、もみじ、桜、しらかば、つつじ、あじさい、こぶしなど四季折々の植物を楽しむことができます。その中で代表となるのが、樹齢500年以上と言われている幹周り1.6m、高さ約5mの白椿の原木があり、白色やピンク色の美しい花をつけます。そして、国道から中ノ島へ架けられた長さ128mの大つり橋『白椿大橋』は中国一の大きさを誇ります。放水路下流では、日本一小さい『ハッチョウトンボ』やホタルの生息地になっています。また、ダム水の落差を利用した県営の発電所が3基あり、流砂洪水調節の役割を果たしています。

 

 布部地区の特産品として、白椿の苗木や、白椿の実からとった椿油などが有名です。

白椿湖

                                                    白椿湖