地域の特色

 荒島地区は、東出雲町との境、安来市の西端に位置し、歴史とロマンに満ちた古墳、山や海など、豊かな自然と心温かい人々によって培われた文化が継承されている地域です。荒島地区の人口は4,093人、世帯数1,334世帯、面積7.02km2です。(平成23年4月28日現在)

 北部は中海に面し、東西に国道9号線とJR山陰本線が走っています。JR荒島駅には、平成8年にオープンした地区のふれあいの場『ふれあい館』や、駅前広場の朝市など、利用客と地区住民の賑わいの拠点となっています。また、平成13年3月に安来道路が開通し、東西交通事情の変動と、地域活性化が期待されています。

 荒島地区の特徴として、古墳や墳墓が至るところに点在し、2世紀から7世紀にかけて、大豪族たちがこの地を支配していたことを推察することができ、造山古墳群など国指定の史跡もあります。古墳群周辺を整備した『古代出雲王陵の丘』からの眺めは雄大で、特に夕方になると、夕焼けとライトアップのコンビネーションで、ロマンチックな雰囲気になります。また、歴史上有名なものとして『荒島石』があり、荒島だけで採れる凝灰岩に属する軟石で、火や水にも強く、温かみがあります。この石は、明治から昭和にかけて家の基礎などに使用され、石切り場跡は、その歴史を物語ります。

 農業については、広田亀治が明治8年、いもち病に強く、倒伏しにくい水稲品種『亀治米』を生み出し、その後全国に普及栽培されたという経緯があります。現在も、春の社日の日には亀治市、7月21日には祭りが行われています。これは、『荒島まつり』と地域の祭典『こーふんふぇすた』の原点となっています。

  平成23年4月、待望の荒島農業集落道が開通しました。

古代出雲王陵の丘